電気料金を調べると不思議な決め方をしている仕組みが幾つかあります。
そのうちの一つが賦課金の決め方です。
なぜその金額が決まるのか?
賦課金(納付金単価円/kWh)=(買取見込み額ー回避可能費用見込み+費用負担調整機関事務費見込み)/見込み総需要電力量
と言う算出式に基づきます。
根拠法は、
電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法 (平成二十三年八月三十日法律第百八号)になります。
また回避可能費用についての根拠法は、
電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法施行規則 (平成二十四年六月十八日経済産業省令第四十六号)になります。
わかりますか?
回避可能費用とは、「電気事業者が特定契約に基づき再生可能エネルギー電気の調達をしなかったとしたならば当該再生可能エネルギー電気の量に相当する量の電気の発電又は調達に要することとなる費用の額」を意味します。
わかりますか?
これではよくわからないですよね。
ちょっと今後掘り下げていってみますね。