排出係数

排出係数の低い電力供給を希望する利用者が増えています。

調整後排出係数を低く抑える方法が選ばれています。

でんきの市場ではクレジットを使用した低CO2電力供給について多くの実績がございます。

電力自由化で悪質勧誘

セット販売ができるようになるとのことで、多くの異業種が売電事業に参入してきています。

しかしその販売に関しては、もう少し厳格なガイドラインが必要だと思います。

今日の中国新聞にも大きく「電力自由化で悪質勧誘」と掲載されており、様々な被害者の声が載っています。

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電力自由化に寄せて

2016年4月

個人でも自由に契約先を選べるようになりました。

選択肢が広がることはいいことではありますね。

しかし、明確な差別化は個人には難しいですよね。

 

特に、発電事業者の財務状況などを調べることは容易ではないですね。

「電気が止まることはないのだから、再契約すればよい」との説明は不適切ですね。

発電側ではありますが、地方自治体の多くに膨大な損失が発生しています。

自由化は賛成です。

しかし適切な運営がなされないとならないと強く感じています。

でんきの市場はこれからも業界全体が適正に発展するように支援していきたいと考えています。

太陽光発電設備の安全性

経済産業省は2016年3月22日に開催した産業構造審議会 保安分科会 電力安全小委員会で、事故が増えている太陽光発電設備の安全性について規制を強化する方針を示し、事前・事後の規制強化案を示している。

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1603/29/news051.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=facebook

 

当然の流れですね。太陽光バブルに踊って今後も多くの遺産が生まれるでしょう。

しっかりとした事業者の足を引っ張らないようにしてもらいたいものです。

日本ロジテックの破綻に見るPPSの安全性

PPSが撤退、破綻しても電力はストップしません。という触れ込みで新電力の営業は盛んに行われています。

しかし、影響はそんなに軽微ではありません。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160314-00000134-jij-bus_all

最大の被害者は、出資者はもちろんですが、電力の売り手です。

特に財政が厳しい市町村が日本ロジテックに長期の売電契約を行っていた場合はその収入が絶たれてしまいます。

例えば横浜市の場合、『ごみ焼却を利用して発電する旭工場(同市旭区)と金沢工場(同市金沢区)、北部第2水再生センター太陽光発電所(同市鶴見区)でそれぞれ発生した余剰電力をロジテックに売却。ごみ処理2工場の計約6億9725万円(平成27年9月~28年1月分、遅延金など含む)、太陽光発電所の約144万円(27年12月~28年1月分、遅延金含む)が未払いとなっているという。』『ものすごく大きな金額。あらゆる手法を使って回収していきたい』としていますが、他にも債権者が数多くいる中で自分だけ回収できるはずもありません。

あまりにも巨額です。

この損失は財政が厳しい地方行政にとっては、死活問題につながりかねません。

競争入札でした。

しかし、PPSの安全性の審査はどこまで行っていたのでしょうか?

新潟県は8.9億円、名古屋市は4.2億円。

返済率にもよりますが、巨額の税金が消えていってしまいます。

利用者にとっても、新たなPPSなどに乗り換えなくてはなりません。再構築コストは膨大です。

東京電力への託送料金の不払いは公表されていないですが何十億円にも登るのではないでしょうか?

過去には幾つかの事件が発生しています。

http://news.livedoor.com/article/detail/10455072/

(石山Gateway Holdingsの上場廃止)

http://www.sankei.com/affairs/news/150528/afr1505280031-n1.html (テクノラボの不正)

高く買い取ってくれるPPSならば良い。安く電気を売ってくれるPPSならば良い。

そんな風潮が蔓延していますが、財務の健全性に関して今一度見直すべきです。

 

 

民営化

フランスに来ています。

フランスは様々な事業をいち早く民営化したことでも知られています。

しかし、多くがもう一度公営事業に戻っています。

民営化すれば安く提供できるという既成概念は間違っていることは世界で実証されています。

日本での電気の完全自由化は是非成功してほしいと思いますが、世界の事例から学ぶことはとても多いと感じています。

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日本ロジテック協同組合の撤退

新電力大手の日本ロジテック協同組合が電力事業から撤退することが大きく報道されています。日本ロジテックは「全国で約6千件、うち東電管内で約4千件の電力供給の契約」があります。

自前で発電設備を持たないから、外から電力を調達して転売をしていました。

 

契約者は電力が止まることはないのですが、新たは電力会社と契約を結ぶ時に、今よりも良い条件になるかは不明ですし、手間もかかります。

新電力はどこも同じだ、という訳にはいきません。

結局は利用者に迷惑が掛かることになります。

ベストな電力を選ぶこと。これは電気代だけでは計れません。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160224-00000010-asahi-bus_all

排出係数ゼロ

再生可能エネルギーのみで発電しても当然運営にはCO2が発生しています。

カーボンオフセットなどで調整後の排出係数をゼロにしている新電力も幾つかあります。

でんきの市場にもいくつものお問い合わせを頂いております。

排出係数ゼロの電力を活用して、でんき代金も引き下げる。

これが十分可能な時代になりました。

新電力を選ぶ方法

新電力を選ぶ方法は幾つかあると思います。

でんきの市場は優良な発電事業者をご紹介させていただいていますが、利用者の声として、

価格のみで決める。

排出係数で決める。

発電方法の内容で決める。

安心感で決める。

対応の良さで決める。

などなど、様々です。

今まで何件も契約をさせていただいてきましたが、一番多いのはやはり価格重視でした。

それはそれで分かるのですが、それ以外にも環境にコンシャスな利用者も大勢いらっしゃいます。

折角電力を変えられるのであれば、環境にも優しいことを企業イメージアップに繋げていったほうがいいかもしれませんね。

電気と水

途上国の大きな開発課題は電気と水。

水を空気から作り出すのは実は複雑ではありません。

除湿機、クーラーの要領ですね。ではその電源をどのように確保するか?

太陽光やダイナモがあればなんとかなりますね。

 

このような製品が続々と生まれてきています。

大きな商機であるとともに、課題解決に貢献できそうですね。

http://ennori.jp/4174/fontus-condenses-humid-air-into-drinking-water-will-start-crowd-funding-campaign-soon