賦課金の仕組み

電気料金を調べると不思議な決め方をしている仕組みが幾つかあります。

そのうちの一つが賦課金の決め方です。

なぜその金額が決まるのか?

賦課金(納付金単価円/kWh)=(買取見込み額ー回避可能費用見込み+費用負担調整機関事務費見込み)/見込み総需要電力量

と言う算出式に基づきます。

根拠法は、

電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法 (平成二十三年八月三十日法律第百八号)になります。

また回避可能費用についての根拠法は、

電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法施行規則 (平成二十四年六月十八日経済産業省令第四十六号)になります。

わかりますか?

回避可能費用とは、「電気事業者が特定契約に基づき再生可能エネルギー電気の調達をしなかったとしたならば当該再生可能エネルギー電気の量に相当する量の電気の発電又は調達に要することとなる費用の額」を意味します。

わかりますか?

これではよくわからないですよね。

ちょっと今後掘り下げていってみますね。

 

あけましておめでとうございます

今年も素晴らしい年になりますようにご祈念いたします。

2016年は電力業界にとっては大きな意味のある年です。

電力市場の開放は、利用者にとっては電気代削減の多くの機会を提供することになります。

でんきの市場は、電力会社の変更のいならず、ピークカットや既存の契約の見直しまでご支援いたします。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

電気の未来

電気の未来について考えています。

日本における再生可能エネルギーの比率は水力を除くと2%程度。水力を入れても10%程度に過ぎません。

2030年に向けてその比率は30%台にまで高まっていくことでしょう。

2H2+O2= H2O+ 電気です。これは単純な式です。

水素は、LPガスなどの精製の過程で発生しますが、水を電気分解して抽出することはできます。

また水素は液化することもできます。

こんな小さな装置が市販されています。

http://nenryoudenchisenmonten.jp/index.php?main_page=product_info&cPath=5_21&products_id=653

課題は水素管理の安全性。家庭や、事業用の水素であれば、水素自動車のように移動や、衝突の危険性が大幅に低いのですから、実用化は近いはずです。

実験用の燃料電池は簡単に手に入ります。

http://nenryoudenchisenmonten.jp/index.php?main_page=product_info&cPath=5_21&products_id=527

 

近い将来に再生可能エネルギーの根幹が変わるかもしれないですね。

自らエネルギーを大量に生み出すことができれば、環境を悪化させないですからね。